保育園生活

無資格・未経験の主婦が一念発起して保育業界に飛び込んでみた話。保育や園児に関する考察と、子どもたちへの愛を綴ります。

スーパー赤ちゃん

受け持ちの0歳児の中で、6人中、唯一の女の子がいる。

 

その子を見ていて、わたしは毎日非常に驚かされている。

 

なんといっても、成長具合が半端無いから。

 

体の面だけでなく、精神面も、とても生まれてまだ1年ちょっととは思えない。

 

1歳になる前からもちろん歩き出し、片言を話し始め、今では手遊び歌をほんの1回で覚えたり、職員のことを真似して何でも手伝いたがったり、おやつ、お散歩などの時は、次の行動を察知して自分から動き出す。

 

その分自己主張は激しく、食事の際には、自分から食べたいものを食べたい順番でやらないと気が済まないし、怒る時は、顔を真っ赤にし、全身震えながら足をバタバタと、ものすごいアピール。

 

そんなんだから、他の0歳児ちゃんともちろん楽しく戯れるわけもなく、その他男児たちがそれなりに楽しく過ごしているのを、ほとんど横目で冷めた目で見ている。笑

 

お散歩中なんて、顔を背けて腕なんて組んじゃってるし。

 

まだ生まれて1年ちょっとしか経っていないのに、何という成長だろうか。

 

こんな子もいるんだ…。

 

赤ちゃんというか、もはや立派な子どもである。

 

はっきり言って、年齢に対していつも幼い自分の子しかあまり詳しく知らなかったわたしは、かなりの衝撃を受けた。

 

そしてそんな子なので、もちろん正職員とそうでない人の区別も付いていて、彼女の中では地位の高い正社員のお膝に座るのが定位置で、地位の低いわたしのところには滅多に来ない。笑

 

むしろ、近づくと逃げられる。笑

 

きっとどの世界に属しても、サッと上へ上り詰めるタイプ。

 

はっきり言って、わたしとは正反対である。

 

今の悩みは、この子と2人で遊ぶ状況になった時に、どう遊べばいいか分からないこと。笑

 

心が通じ合う気がまったくしないので、時々困り果てている。

 

 

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