復活
今日、久しぶりに仕事場に行けた。
本当にみんなに迷惑をかけて、申し訳ない気持ちで平謝り。
でも、誰一人責める人はいなく、むしろ温かい言葉さえかけてくれた。
なんて恵まれているんだろう…。
できるだけ頑張らなくては!
そして、一番の心配の種だった子どもたち。
わたしのことはすっかり忘れて、泣かれてしまうだろうなぁ…、と思っていたけど、そんなことはなく、みんな笑顔を見せてくれた。
本当に驚いた。
子どもって、案外覚えていてくれるもんなんだなぁ…。
前と変わらずわたしの膝に乗ってくれたり、本を読んでと言ってくれたり、抱っこしてと言ってくれたり…
幸せ者である。
わたし、このお仕事続けてもいいのかな、と、不安がいっぱいだったけど、子どもたちにも受け入れてもらえるなら、精一杯頑張っていこう。
みんなありがとう。
喘息
以前からその気配はあったのだけど、先週くらいから本格的に喘息に罹ってしまって、とても辛い。
咳のしすぎで胸が痛み、肋骨が痛み、折れるんじゃないかと思うくらい。
仕事もずっと休んでしまっている。
このまま干されるんじゃないだろうか…。
最近は、正直、咳が辛くて子どもたちのお世話をするのも苦痛になっていた。
無理して仕事してたのも悪化させた一因だったかもしれない。
夜中も2、3時間で目が覚めて、咳で眠れないので、しばらくぼーっとしている。
年に一回の子どもの運動会と、すでにお金を払ってしまっていた保育セミナーには、這うような気持ちで行った。
この苦痛、いつまで続くんだろうか。
喘息がこれほど辛いものとは思わなかった。
何でもなってみないと分からない。
うちの父も喘息発作を起こしていたけど、あの年では、わたしの何倍も辛かっただろう。
とにかく家で休養する。それしかない。
せっかく保育の仕事を始めたのに、これで辞めるようなことになったら嫌だなぁ。
スーパー赤ちゃん
受け持ちの0歳児の中で、6人中、唯一の女の子がいる。
その子を見ていて、わたしは毎日非常に驚かされている。
なんといっても、成長具合が半端無いから。
体の面だけでなく、精神面も、とても生まれてまだ1年ちょっととは思えない。
1歳になる前からもちろん歩き出し、片言を話し始め、今では手遊び歌をほんの1回で覚えたり、職員のことを真似して何でも手伝いたがったり、おやつ、お散歩などの時は、次の行動を察知して自分から動き出す。
その分自己主張は激しく、食事の際には、自分から食べたいものを食べたい順番でやらないと気が済まないし、怒る時は、顔を真っ赤にし、全身震えながら足をバタバタと、ものすごいアピール。
そんなんだから、他の0歳児ちゃんともちろん楽しく戯れるわけもなく、その他男児たちがそれなりに楽しく過ごしているのを、ほとんど横目で冷めた目で見ている。笑
お散歩中なんて、顔を背けて腕なんて組んじゃってるし。
まだ生まれて1年ちょっとしか経っていないのに、何という成長だろうか。
こんな子もいるんだ…。
赤ちゃんというか、もはや立派な子どもである。
はっきり言って、年齢に対していつも幼い自分の子しかあまり詳しく知らなかったわたしは、かなりの衝撃を受けた。
そしてそんな子なので、もちろん正職員とそうでない人の区別も付いていて、彼女の中では地位の高い正社員のお膝に座るのが定位置で、地位の低いわたしのところには滅多に来ない。笑
むしろ、近づくと逃げられる。笑
きっとどの世界に属しても、サッと上へ上り詰めるタイプ。
はっきり言って、わたしとは正反対である。
今の悩みは、この子と2人で遊ぶ状況になった時に、どう遊べばいいか分からないこと。笑
心が通じ合う気がまったくしないので、時々困り果てている。
おんぶ
一昨日は、年中・年長さんのクラスへ、ヘルプとして入った。
0歳児からいきなり年長クラスは、体力を半端なく消耗する。
みんな本気でぶつかってくるので、今のわたしの力では受け止めきれない。
けど、受け止めてあげたいので、できるだけ相手をしていたら、汗だくになった(笑)
中でも、わたしを見ると「おんぶ!」とばかりに背中に乗ってくる女の子がいて、その子を何度もおんぶしていたら、それよりももっと(1.5倍くらい?)とても大きな子が便乗しだして、
「抱っこ!!」
と言い出した。
え?!
いったい何キロあるんだろうか…
息子よりはるかに重たい、17〜18kgはあると思われるその巨大児を抱っこして、部屋の中をあっちうろうろ、こっちうろうろ…
でも、男の子、とても嬉しそう(=^x^=)
そして、終わったら、他の子をまた蹴落として、
「おんぶ!おんぶ!」
と騒ぎだした。
「ちょ、ちょっとムリ…」
と断ると、
「おんぶ〜〜!!」
とぐずり出すのでビックリ。
どうしようかと思ったけど、他の保育士さん、
「〇〇君、良かったねぇ〜」
という目で見ているので、なんだか引くに引けなくて、力を振り絞っておんぶした(笑)。
普段はもう重たすぎるので、おんぶや抱っこ、お家でもしてもらってないのかもなぁ〜。
何歳になっても、おんぶや抱っこは、やっぱり嬉しいものなんだなぁと、なんだかしみじみ思った。
子どもはみんな
力不足を感じた日
今日は、仕事の面で力不足をひしひしと感じた日。
まず、園児の保護者に、唐突に相談事をされて、上手く応えられなかった。
「担当保育士に変わります」
なんて言えないし、ましてや、
「ちょっと分かりません」
なんて、言えるわけない。
相手はわたしが保育補助であろうと何であろうと関係ないのだから、プロとして対応できなければいけないのだけど、あまりに突然すぎて、上手い言葉が出てこなかった…。反省。
結局、担当保育士が後から来てフォローしてくれたので、助かった。
そして、いつもは他のクラスに入っているベテラン保育士さんが、今日は珍しく0歳児についてくれたのだけれど、やっぱり力の差を見せつけられた。
遊び方、声掛けの仕方、世話の仕方など、どれを取っても素敵。みんな、人見知りもせず楽しそうに遊んでる。
自分って、当たり前だけどまだまだだなぁ…、と、再認識してしまった。
もっともっと、保育については学ぶことがある。
誰も教えてくれないのだから、自分で真似しながら盗むしかない。
0歳とはいえ、もはやすでに保育士の選り好みをするくらいだから、赤ちゃんを甘く見てはいけないなぁ…。
少しずつの自信
職場で子どもに再会したら、ニッコリと笑ってくれた時。
自分の手遊びで、笑ってくれたり、体を揺らして楽しんでくれた時。
自分の腕の中で、すやすやと安心して眠ってくれた時。
何もなくても子どもが寄ってきて、抱っこを求めてくれる時。
そんな時々に、わたしは、保育の仕事をしていてもいいんだな、と思える。
経験がまるでなく、まだ保育士と呼べる資格もないけれど、この場所にいてもいいんだな、と思える。
み〜んな、子どもたちのおかげ。