不思議なこと。
昨日、とってもお腹が痛くて、職場へ行くのを躊躇していた。
理由が分からないけど、最近たまにやって来る腹痛。
どうしようか…どうしようか…と考えるうちに時間になってしまったので、とりあえず電車に乗って職場に行った。
少しお腹を抑えながら2階への階段を昇り、年少さんのクラスの前を通ると、一人の子が、保育士に抱かれているのが見えた。
その子と目が合い、わたしがにこっと微笑んだ瞬間、その男の子はいきなり、
「あっ、泣いてる!泣いてる!」
と言ったのだ。
抱っこをしていた保育士さんは、
「いやいや、泣いてない。泣いてない」
と言って、笑っていたが、
わたしは内心、心の中を覗かれたような気がして焦った。
確かに泣きそうなくらい痛かったから。
その子はその後も、
「泣いてる、泣いてる」
を繰り返して、わたしの気持ちを代弁(?)してくれた。
わたしはなぜかその後腹痛が少しおさまり、終業時間まで持ち堪えることができた。
なんとも不思議な話。
子どもにはやっぱり何か、見えるのかもしれない。