保育園生活

無資格・未経験の主婦が一念発起して保育業界に飛び込んでみた話。保育や園児に関する考察と、子どもたちへの愛を綴ります。

気難しい子

気難しい子がいる。

 


そこまで繊細で、気難しい子どもがいたのかと思うほど。

 


遊びも活動も、全部自分が主体にならないと、すぐに癇癪を起こし、ひっくり返る。

 


じっとしていられない。常に逃げ出し走り回る。

 


気に入らない先生には、噛みつき、頭突き、叩きまくる。

 


他児が近づいても、すぐに引っ掻く。

 

他の先生たちの中には、そんなことをものともせずに、上手く触れ合っている先生もいる。


でもわたしがその先生の真似をしてみても、やはり上手くいくものではない。

 

場が白けておしまい、みたいな雰囲気になってしまう。


正直、その子が求めているのが何なのか、全く掴めていないのだ。

 


どうすれば笑ってもらえるのか、安心してもらえるのか分からずに、いつも見当違いなことをして、余計にその子を怒らせる。

 

でも、こちらもクラスに入ると、いつもその子のことを避けるわけにはいかないので、毎回、ものすごく困る。

 


まさに、暗中模索状態。

 

 

 

その子のことを理解しようと、初めは努めていた。

 


でも、理解して共感しようとしても、事態は悪化するばかり。

 


そのうちに諦めて、わたしは何にもしなくなった。笑

 


今は、ただ、波立たせずに、空気のような存在になって、その子の周りをうろついている。笑

 


そのうちに、何か掴めるかな。

 


あまり期待はせずに、淡々と、何度もチャレンジしていくしかない。

 

 

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