保育園生活

無資格・未経験の主婦が一念発起して保育業界に飛び込んでみた話。保育や園児に関する考察と、子どもたちへの愛を綴ります。

子どもに言うことを聞いてもらうには

子どもに、言うことを聞いてもらうのは本当に大変だ。

 

子どもにだって意思があるから、大人の都合ばかり押し付ける訳にはいかない。

 

でも、保育園では、時間に沿って一日の予定をこなしていかないと、だんだんと困ったことになる。

 

保護者のお迎えの時間に、ご飯やお昼寝、オムツ替えやお着替えなどを何も終えていない状態だと大問題だ。

 

そのためには、一つ一つ、子ども対大人で、折り合いをつけていかなくてはならない。

 

それが毎日、毎時間、毎分。

 

先生に懐いてくれる子だと、これがとてもスムーズにいく。

 

その反対で、懐かない子どもだと、何もかもが上手くいかない。

 

ではどうすれば懐いてくれるか?

 

色々考えた末に、子どもの言うことを、先に、きちんと聞くことかもしれないなぁ、と考えた。

 

子どもの言い分を普段からなるべく聞いていれば、子どもは、多少なりとも聞く耳を持ってくれるのを感じるからだ。

 

何も聞かずに、子どもの気持ちを想像もせずに、ただ、大人の都合でばかり子どもを動かしていることは、保育とは言わないだろう。

 

子どもの言い分と、大人の言い分を、半分ずつ、共有していく。

 

それが保育であり、一緒に生活していくということだろう。

 

言うことを聞かない子を、どう言うことを聞かせるか?

ではなく、

保育者が、どれだけ言うことを聞いてあげているか?

 

保育も、育児も同じ。

 

心のつながりがないと、とてもつまらないものになる。

 

子どもたちの笑顔を守っていくために、大切なことだと思う。

 

f:id:hmizi:20180313093207j:image