読み聞かせ
わたしは読み聞かせが下手である。
何度となくやっているけれど、どうも子どもの視線を惹きつけることができない。
たぶん、どこかで恥ずかしさをまだ捨てきれてないんだろうなぁ…。
担任を持っている先生の読み聞かせを見ていると、読み出した途端に子どもがパッとそっちを向くので、途端に自分の力不足を痛感して、少し切ない。
もっと心をオープンにして、大きな声で、抑揚をつけてお話ししよう!
と、心では思っているんだけれど、これが、どうにも難しいのである。
そりゃ、保育士試験の実技でも落ちるわけだ…。
今回は受かりたいけど、今のままでは全く受かる気がしない。
有難くも現場で練習できるのだから、わたしは恵まれていると言った方がいいかもしれない。
しかし!
わたしは最近気づいた。
歌に合わせた振り付けダンスだと、園児たちは、なぜだか分からないがわたしの方をじーーっと見てくれることに。
最初は驚いたけど、見てくれるので嬉しくなって、恥ずかしさもどこかへ行き、
歌のお姉さんばりに楽しくのびのび踊るようになった。
この差が何か分からないんだなー。
ま、単純に読み聞かせが下手というわけなんだけど。
実技試験にダンスもあればいいのに。